当たり前の事を言っているのです。
それをわかりやすく、興味を持ちやすく、親しみやすく、かつ、間違えていない。
読むのは二度目ですがやはりわかり易いです。
今の政治家のお金の向き合い方は、彼らが中途半端にお金持ち、かつ、戦後のハイパーインフレを知っているからなのでしょうか。
短期的に見ると、市場のお金を増やすとお金の価値は下がり小金持ちは相対的に貧乏になります。
ただ、長期的にみると市場のお金を減らすとお金の流通は上手くいかず、日本の生産力のメンテナンスは進まず、どんどん生産力が落ちて結果として日本の信用の後ろ盾、国力が落ちて日本全体は貧乏になります。
今の人達は逃げ切れると思っているのでしょうか。
大金持ちは生産性が上がれば上がるほど豊かになりますが、現金だけ持っている人は生産性が上がると相対的に貧乏になります。
じゃ、小金持ちは不要かと言いますと、
しかし、小金持ちになる夢は労働者の意欲が上げる原動力。人間って面白いです。