読書感想 12国記 月の影 影の海

異世界転生ものです

主人公の自分探しが主題のようです

ドラクエクトゥルフの世界、が日本で一般的になる前は異世界は中国神話を土台にするものも多かったのです

 

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要約すると、何不自由なく育った財閥の次男坊が、突然両親と兄を事故でなくし、跡取り決定。本人は嫌がって逃げ、企業城下町でフリーターをやる。やっているうちに財閥の家長が必要な事、それは自分がやるのが一番波風が立たない事を理解し、財閥の家長となって社会を支えようと決意する

 

主人公の試練が、受動的に、強制的に、なのは1992年初版を考えれば時代てす

12国記の世界観の案内書も兼ねています