アイドル、見た目が特別に良い訳でも、特別に芸がある訳でもありません。もちろん、中央値よりは上な事は前提として。
なのに何故あんなに愛されるのか?推されるのか?
それはきっと、挑戦する事、成長する事、を擬似的に体験させてくれるだからと思います。
応援する事でアイドルの成長を支える、パトロンとしての楽しみ、それは自分自身を投影する鏡を通しての仮想の自己実現なのでしょう。
アイドルは自我を持ってはいけない。
アイドルを演じる演者本人はとにかく、表で見せる部分は投影しやすいツルツルの鏡である必要があります。
そんな存在だから、全身全霊で推せる、自分自身であるかのように推せる。
アイドルとは素敵な幻想物語だと受け止めます。