恐怖映画と見せかけた漫才映画と思わせて、
閉鎖的な地域共同体の中での
「空気」=化け物に対して、その正体がハリボテであることに気づき
自分の存在を確立させていく物語のようでした
主人公達は一人一人がいかにも田舎では娯楽対象として玩具にされそうな子供達です
それが、「負け犬仲間」というクラブを作りまとまって身を守り
そして何かをなし得る力を手に入れ
そして自分達の自尊心を育てていきます
人の自尊心を削ろうとしてくる人は中身がないから
そんな寂しさから身を守る為に仲間を製造しようとしています
そんなゾンビ再生産の悪循環から逃れたという事です