安全に全員感染によって抗体を得るのは現実的ではない


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病棟5500床程度

入院が必要な重症者 2割

入院から退院までの期間を30日とすると

 

1日で増えて良い重症者は200人弱

となると1日で増えて良い新規感染者1000人程度

日本人全員が罹るとしたら

一万日を超えます。300年。現実的とは思えない数字です。

 

さて、1年程度で6割感染を狙うと、病院は死者を減らす事には。

1日割20万人感染、うち2割が重症化、そのうち半分が亡くなる。

流行の時間軸を均質化できれば1日1万人の死者、最終的に300万人の死者 

元々日本で年間に亡くなる人は150万人弱

死者の数が一年の間、倍になります。

労働市場からはせいぜい100人に5人程度の一時退場で済むでしょう。

 

人間社会の群れの存続を考えますと、全員感染による集団免疫を狙うのが一番費用が抑え

られます。

しかし、ヒトは群に依存しながらも個体です。群れに属する事が個体の利益に繋がる故に群れます。

群が何の落ち度もない個体に犠牲を強いるのを見て群を構成する個体が群れに削く労力と個体に削く労力の比率をどう変えるのでしょうか。

感染による集団免疫を選んだ際に群れが支払う費用は、却ってヒト一人一人が支払う費用はより大きいものとなるのではないでしょうか。 

 

よって、私はワクチンによる集団免疫獲得及び標準治療の開発まで、群れを維持するためにできる限り家にいます。