選別救助 放送番組感想

 

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選別救助は必要です。見込みのない現場に消防資源を浪費し、目の前にはない助かる命を見殺しにしたというのはごめんです。

見込みのない人間を救助を依頼するのは、他の救助を待つ人間に巻き添えになれ、という事です。

ただ、目の前にあって消防隊員を逆恨みせずにすむか、ということはまた別の話だと思います。

親が選別外になった事を、の女性がいました。大局を見ればそもそも選別がなければ彼女の親の場所に消防がたどり着く事はなかったでしょうし、ここで生死不明の親を救助しろというのは、他の場所で埋まっている人は死んでも良い、と言っていることです。

しかし、彼女の見たものは、生きている親が埋まっている。救助の力を持った人が今いる。見殺しにされた。という流れです。前の部分も後ろの部分も見えず、彼女のところにあるものしか見えません。

この番組が彼女の癒やしになる事を願います。

最後に、選別救助の周知の結果、自助を進めている人の話が流れたのがとても良かったです。

日本は災害大国ですが、私たちは自殺志願者でも自傷志願者でもありません。死にたくもありませんし、怪我もしたくありませんし、だからといって備えだけに全力を尽くすのも嫌です。知って、自分の責任において日本に住みたいです。