3. パンニキン・プレインズ・ケーブ
1988年、アンドリュー・ライトは15名のチームで、世界最深と言われる西オーストラリアの洞窟を初めて探検していた。
そんなとき、突然嵐が襲い、洞窟の入り口から洪水の水が入り込んできて、洞窟の中間付近が崩落した。15名は地下に閉じ込められ、ライトと数人は狭い岩棚で足止めをくらってしまった。
頭上の岩は今にも崩れてきそうだったが、大量の水が迫ってきていて、どうしたらいいのかわからなかった。洞窟の壁の岩が次々に水の中に落ちて、あえて足を踏み出そうものなら、直撃される恐れがあった。
ライトはなんとかこの状況を打開しようと、水の中を泳いで出口を見つけようとした。27時間以上かかって、全員が一致協力して脱出に成功した。
上の話を元にした映画のようです。本当かどうかはわかりません。
ちょっと安全域からずれるとそこは神の領域でした。
生存域から外に出ないので普段は意識できませんが、人間の生存域はとても狭いです。